掲載後も進化を続ける作品

コミックは月刊誌や週刊誌などに掲載されたものが単行本になるというのが一般的な流れだと思いますが、その中で単行本になる際に内容が書き換えられるパターンがあります。
私が知る中で最も大幅な内容変更がされているのは「ガラスの仮面」です。
この作品は隔週誌『花とゆめ』で連載が始まり一度連載終了しましたが、現在は月刊誌『別冊花とゆめ』で連載されている大ベストセラー作品です。
しかし『花とゆめ』と『別冊花とゆめ』の間でも内容に修正が入っており、さらに単行本にする際にも改稿がされています。また主人公北島マヤのライバル姫川亜弓が失明するという重大なエピソードも本誌掲載時と単行本ではタイミングが前後するなど、今となっては裏世界の話かと思うほど別のものになっているのです。
40年もの長いスパンで制作されているコミックなので、時代背景にも変化が見られます。1970年代の連載が始まった当初は黒電話が描かれていますが、2004年に発売された42巻では携帯電話が登場しています。登場人物たちの年の取り方に変わりはないので、面白い改変だと感じます。
連載当時から知るファンには戸惑う部分も多いと思いますが、時代に合わせて変化があるのは当然であり、これも自然なのかもしれません。
少女マンガというジャンルに新たにTLマンガというジャンルが登場しました。これは「ティーンズラブ」と行って、内容がちょっと刺激的な部分も含まれます。少女マンガというのは、エッチな部分は一切ありません。唯一あると言えば、キスシーンまでです。しかし、TLマンガというのはエッチも普通に描写されていますし、その行為もリアリティに描かれています。よって、ある程度の年齢制限を設けないと小学生の時点でかなり性への興味が進んでしまって大変な事になってしまいかねません。だから、中学生から読めるようにするべきなんじゃないかと思います。